世界で活躍する日本の土木建築技術

日本の土木建築技術は古い歴史を有している。
決して新しい産業分野ではなく、古くは平安時代や室町時代に遡り、治山治水工事や寺社建立工事などを通して、大陸から多くの基礎技術を取り入れたのだ。戦後から高度経済成長期には、日本全国に公共事業があふれ、これが結果として関連技術を飛躍的に発展させることにつながっているのだ。

大規模施工技術の進化に合わせて重機類を始めとする建設機械類の技術的進歩も目覚ましく、この分野でも日本は世界のトップレベルを走っている。
経済成長が安定化し、さらに少子高齢化により今後大きな市場の伸びが期待できないことから、現在は海外市場にも目が向いている。
ODAを活用した開発途上国でのインフラ整備は、日本にとっても関連企業にとっても、その技術力を世界に広める絶好の機会だといえるだろう。日本国内の大型公共工事が減少する中、経済成長が続く途上国ではまだまだインフラ整備の需要が多い。世界有数の技術力を持つ日本の業界にとって腕の見せ所だ。しかし、日本国内で市場が縮小したため、優秀な人員の確保が大きな課題としてこの業界に今突きつけられている。

足元を見ても、現在、多くの土木建築工事現場では、専門性の高い熟練工や一般のスタッフ不足が深刻な問題になっている。
今後、世界に向かって更なる飛躍が期待されている土木建築分野に、多くの優秀な若者を惹きつけるための努力が必要になるだろう。日本の優れた技術を活用して途上国の発展に寄与すると同時に、日本国内では、老朽化が始まっている膨大なインフラの維持やリノベーションという膨大な仕事がある。
今、日本の土木建築界には若い世代を必要としているのだ。多くの若者に興味を持ってもらうため、これらの業界は高収入になっている。体力がある若者は、この魅力溢れる世界にぜひ飛び込んで欲しいものだ。

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